センター試験合格勉強法 - 英語 -
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英語 傾向と対策
1.出題形式
筆記
第一問 | 単語のアクセント問題、発音問題 |
第二問 | 文法・語法の基本問題、短い対話文の空所補充、整序英作文 |
第三問 | 文中語句の意味推測問題、討論中の適語句補充問題、3空所分補 充問題 |
第四問 | グラフの読み取り問題、文書読み取り問題 |
第五問 | 陳述読解問題 |
第六問 | 評論文の内容一致問題、段落構成問題 |
試験時間は80分で、配点は200点です。形問題は幅広い分野に渡っていて、形式も様々です。難易度は決して高くはなく、時間にも余裕はありますが、苦手な分野を作ることなくまんべんなく勉強する必要があります。
リスニング
第一問 | 日常的な場面での短い対話に関する問い |
第二問 | 対話の最後の発言に続けるべき相手の応答 |
第三問 | 日常的な場面での短い対話に関する問い、図や表の空所補充 |
第四問 | 一人の人物が話すことに関する問い |
試験時間は30分で、配点は50点です。英文が読まれる速度は標準ですが、日頃リスニングに慣れておく必要があります。
2.対策
① 単語力
センターレベルの単語までは必ず完璧にしましょう。 空欄補充で問われる以外にも、読解問題で単語が分からなくては内容の把握ができません。 暗記には単語集を用いるのをお勧めします。熟語集もやるとより効果的だと思います。
単語を覚える際、重要な点があります。 まず、アクセントや発音記号も確認すること。 単語帳に付属のCDを用いるとより発音が分かりやすく、リスニング対策にもなると思います。 発音やアクセントには苦手意識を持つ人も多いですが、発音・アクセント対策用問題集を用いると効果的だと思います。
また、単語には全く異なる複数の意味を持つ単語も多く存在します。重要な意味を複数持つものは単語集に記されていると思うので、必ず覚えましょう。
私のおすすめは「システム英単語」(駿台文庫)です。単語を単体で覚えるのではなく、フレーズで覚えるので暗記しやすいと思います。これ以外にも様々な単語集が出版されているので、自分に合ったものを見つけて一冊仕上げると良いでしょう。
② 文法力
難易度は高くないですが、基本的な文法問題は空欄補充や並び替えの形で、毎年必ず出題されています。 確実に抑えられるようにしましょう。個人的には、「英文法ファイナル標準編」(桐原書店)で演習を繰り返ししました。 センターの第二問で出題されるような文法・語法・熟語問題は十分カバーできると思います。 問題を解いていて間違えたら、文法の参考書で一度確認するとようにしましょう。
③ 長文読解力
5個前後の長文が毎年出題されています。 難易度は高くなく、字数もそこまで多くはありませんが、日頃から長文を読む練習を続けておかないと、読む速度はどんどん遅くなってしまいます。 センター試験の過去問や類似問題を解くことは良い演習になると思います。 センターに限ったことではありませんが、1日1題は長文に触れるようにしましょう。
内容一致問題では、紛らわしい選択肢もあるので注意が必要です。 正しい選択肢だけでなく、間違っている選択肢もどこが間違っているのか、きちんと根拠が分かるように、しっかりと読むように心がけましょう。 先に問いにざっと目を通してから本文を読み始め、しるしなどを付けながら読むとより良いと思います。 ポイントを押さえて読むことで時間短縮にもつながります。
④ リスニング
日頃の勉強は筆記対策にかたよってしまっている人も少なくないと思います。 しかしリスニング力は、センター直前に対策を始めようとしても簡単には身につきません。 ですから、少しでもよいので、英語を集中して聞くという時間をとると良いと思います。
私はリスニング対策用の問題集でCDを聞き、初めは何も見ずに、何回か聞いたらスクリプトも見ながらというようにして、少しずつ練習しました。学校の教科書の付属のCDを用いるのも良いと思います。
また、集中して英語を聞く時間以外にも、無意識に聞くことも効果的です。 意識的に聞くより長時間続けやすいです。 勉強の合間に流す音楽を洋楽にしたり、洋画を吹き替えでなく字幕にしてみましょう。
このようにして、日常で英語に触れている時間を増やすことでリスニング力は向上させることができます。
3.最後に
センター試験の英語はどれも標準的な問題で、特化した学習が特に必要なわけではありません。 12月頃までは、日頃から基礎をおろそかにしない地道な勉強をしていれば十分に高得点が取れるでしょう。
時間に余裕もあると思うので、落ち着いて取り組んで、見直しもおろそかにしないようにしましょう。
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