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資料から自分の意見を述べる問題とその攻略法
分からなくても書いてみることが大事です。 自分の意見を書く問題は、②と同じく、資料を読んでいけば回答できる問題ですので、確実に得点源にしていきましょう。 令和4年度の問題では、以下のものが対応します。
大問２-２（２）日本文化の発信方法について
解説
意見を述べる問題は何を書いても自由だ！と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。 採点基準を作るために、問題文にはある程度の制約が作られています。 その作問者の意向をしっかり汲んでいくことが、意見記述問題のポイントです。
具体的に見ていきましょう。今回の問題文は次の通りです。
「① どのように発信したらいいのか ②発表資料２と発表資料３それぞれのグラフからわかる特徴に触れながら、③あなたの考えを書きなさい。」
問題文を読むと、３つの要素が必要だということに気づくはずです。 つまり、解答の形としては、
「資料２から・・・ということがわかる。 また、資料３から・・・ということもわかる。これらのことから、（（自分の意見を踏まえつつ）このように）発信していけばよい。」
というようになります。
さて、あとは行間を埋めるだけです。 資料から、日本に興味をもったきっかけはアニメ・マンガ・ゲームであること。 日本に関する情報はSNSで得ていることが読み取れます。 後半には自分の意見を入れていきます。 資料の情報を組み合わせると、過去問集の模範解答のような「日本の文化を紹介するアニメを作ってSNSで発信する」といった解答が自ずと出て来ます。
攻略法
意見記述問題のポイントは、上に述べた通りです。 どうやって書き出していいのか困っている方は、ぜひ上の方法を参考にしてみて下さい。
