英語超勉強法
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さらに英語力を高めたい方へ1

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さらに上を目指す方のために

 入試、校内の定期試験だけでなく、英語をきちんと使いこなせるようになりたい、いつか留学をしてみたい、というような意欲のある方向けの勉強法についてお話します。

 受験に必要な力とはまた異なってきますし、時間・労力もかかるので皆さん全員におすすめできる勉強法ではないので、本当に英語を頑張りたい、受験までの時間が比較的ある。という方のみ読み進めてください。

  他の科目との兼ね合いも考えて

 中学生、高校生のうちはもちろん、目の先の定期試験、受験に対する対策がまずは大切なので、英語だけでなく他の科目との勉強の兼ね合いもきちんと考えて英語を勉強してくださいね。 せっかく英語が得意になっても、他が足を引っ張ってしまって、受験に失敗してしまっては非常にもったいないので。

 ただ、最近、留学してみたい、もっと英語を使えるようになりたいと相談を受ける事も多々あるので、さらに発展した英語勉強法についてお話したいと思います。

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私自身の経験から

 私自身は高校時代に留学をして、実際にアメリカで生活し、現地の高校で現地の学生に交じって授業を受けた経験があります。 最初のうちはとにかく毎日が大変で、どうやったら英語が伸びるのか、どうしたら自分の言いたいことが人に伝えられるのか非常に悩みました。 そんな経験から私なりに役にたったなと思える勉強法で、また、日本にいながらにしてやれること、自分自身が日本に帰ってきてから英語力を衰えさせないように行っていた学習方法をいくつか紹介したいと思います。

ⅰ)頭の中を英語だけにする

 まず、最初に私が行ったのは、とにかく頭の中を全て英語だけにするということです。 ぼーっとしている時も、何か思ったり考えたりしたときもできるだけ英語で考えます。 日本語はできるだけ頭の中から排除します。 例えば目の前にりんごがある状況におかれたときに「あ、リンゴだ、リンゴだからappleだよね。」なんて、頭の中で日本語から英語に書き換えるというのではなく、その状況を見て「リンゴ」という言葉を介さずに、リンゴを見たらappleがすっと出てくるようにしましょう。

 なんだか言葉にするとよくわからないですし、普段単語帳で一生懸命、単語、日本語訳をセットで一生懸命覚えているとそんなことできるのか?と思うかもしれません。

  日本語を介さず英文にしてみる

 しかし、まずは、普段生活していて目の前に見える情景を日本語を介さずに英文にしてみる努力をしてみましょう。 もちろん、最初はうまくできないですし、感覚もつかめないと思います。 ただ、これを繰り返していくと、英語を使って会話する際に、相手の言葉を聞いて理解し、その内容を聞いて自分の意見を言うという際に、格段にスピードが上がります。日本語を介すことなく、会話できれば、その分反応も早くなりますよね。 もちろん、そうそう簡単にできるようになる事ではないのですが、この心掛けは非常に大切だと思います。

ⅱ)英語で日記を書く

 これを応用して、英語で日記を書くというのもよいです。 留学時代の友達や自身の経験でも、英語がぐんと伸びたなあと感じた時期によく起きることとしては「夜、寝ていて夢を英語で見ていたような気がする。」という経験です。 この時期にはきっと、日常に見えるものを英語で表現する事が当たり前になっていて、夢も英語で見ているのかもしれません。 なんだか嘘のような話ですが、実際私も、英語がぐんと伸びたなーと思った時期に朝ふと起きた時に夢を英語で見ていたように思います。 なかなか日本にいてそこまで持ってくるのは難しいですが、もしそこまで自身を英語漬けにできたら、留学経験者に負けないくらいの実力がついているのかもしれません。

ⅲ)英々辞典使用の薦め

 また、私が他に行ったことは、英語―日本語の辞書を使うのをやめ、英語―英語の辞書を使うようにしたことです。 単語力がある程度ある方なら、辞書は英語―日本語のものではなく、英語-英語の辞書を使ってみましょう。 英単語の意味だけでなく、その単語をさらに簡単な単語、別の表現で表すという力が付き、1つの単語を調べるだけでも、たくさんの事を学ぶことができます。

 これも最初のうちはなかなか難しく、結局英語―英語の辞書で調べても、結局分からず、さらに英語―日本語の辞書で調べる、なんてこともありました。しかし、コツコツあきらめずに英語を英語で理解する癖をつけるのは、自分の表現力を高めるのに非常によかったと思います。

ⅳ)IELTSの参考書もお薦め

 また、英語の表現力、単語の幅を広げるために「セルフスタディIELTS必須ボキャブラリー(発行:The Japan Times)」も非常によい参考書だと思います。題名からわかるようにIELTSというブリッティッシュ・カウンシル、オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同で運営・実施しているテストの対策用の参考書です。 私自身はIELTS受験の準備をする時に使用したのですが、IELTS対策だけでなく、単語力、表現力を高めるには非常にいい教材だと思います。

 この参考書は様々な単語を文脈で覚えられるように作られています。 トピックごとに単語が分けられていたり、同じ意味のものを様々な表現で表す力がつくような訓練ができたりする問題も多数みられます。 ネット上にダウンロード音声もあり、そのダウンロード音声はイギリス英語で収録されています。これを聞けば、普段、聞きなれているアメリカ英語との違いも学ぶことができます。

さらに英語力を高めたい方へ1 まとめ

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