宮城県 公立高校入試合格勉強法  - 英語 -

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英語 出題形式と対策・学習方法

1.出題形式

リスニング  大問1問
筆記  大問3問
試験時間  50分

2.対策・学習方法

① リスニング

 問題は、
  • 会話を聞いて質問に対する答えを選ぶ
  • 返答として適切な文を選ぶ
  • 質問に対する答えを穴埋めで完成させる

などです。

 少し長めの会話が出ている問題もありますが、難易度は標準レベルです。 穴埋めも基本的な文法さえ分かっていれば解けるものです。 大問4問中1問がリスニングなので、リスニングが苦手だとかなり致命的になります。

 まずは、毎日少しでもいいので英語のCDを聞くようにしましょう。 教科書のCDを用いるのでもよいし、リスニング対策用のCD付き問題集も多く売られています。 5科目勉強していかなければならない中で、毎日リスニングを練習するというのは難しいことかもしれません。 しかし、英語は日本語と違って私たちにとって母国語ではなく外国語なので、聞き取って内容を確実に理解するには毎日触れるぐらいでないと耳がなれていかないと思います。 15分だけでもいいので時間を作って取り組んでほしいと思います。

 聞くときは、キーワードになりそうな部分をメモする癖をつけましょう。 また、試験のときは試験開始からリスニング開始まで少し時間があるので、先に問題に目を通しておくことが必須です。 選択肢に目を通すことで、会話の内容を予測するだけでなく、会話のキーワードになる部分を読み取れると思います。

② 単語・文法

 単語や文法の問題が単体では出題されていませんが、長文読解問題の中で小問として出題されています。 動詞の形を適切なものに変えるものや並べ替え、熟語の空欄補充などです。

 単語・熟語に関しては、単語帳などを使って暗記するしかありません。 単語は1つの単語に複数の意味があることもあるので、きちんと確認するようにしましょう。 覚えるときは、書いて覚える以外に声に出しながら覚えるのも効果的です。リスニングにもつながるので意識してやってみるとよいです。

 文法はまんべんなく文法用の問題集などで学習して、苦手なところは重点的に繰り返しましょう。単語や文法の問題は、記号もしくは与えられたワードの並べ替えなので確実に得点できるようにしましょう。

③ 英作文

 ここ三年間、長文の内容に関連したテーマを与えられての作文(3文程度)が毎年出題されています。 また、文中の内容についての疑問文に対する答えを英作文する問題もあります。 まずは文法と単語を正しく理解、暗記している必要があります。

 練習として自分で英作文を書いたら、学校の先生や家庭教師などに必ずチェックしてもらうようにしましょう。 自分で書いてそのままにしてしまったら全く意味がありません。 添削してもらうことによって、文法の細かいところにも気づくことがあるので、これは徹底しましょう。
 自分の考えを英語で述べる問題は問題集にはあまりないので、教科書にあるもので練習したり、先生や家庭教師に頼んで出題してもらったりしましょう。

④ 長文読解

 大問3問分で、長文は少し長めのものもありますが、難易度は標準レベルです。 問題は和訳や内容把握の記号問題、空欄補充などです。 難しくはありませんが、長文をある程度のスピードで読めるようにしておく必要性はあります。

 長文が苦手な人は、いきなり過去問と同程度の長さを読んでいくのではなく、100~200word程度の長さのものを読んで慣らし、少しずつ長めのものに取り組んでいくようにすればOK!です。

 内容把握の記号問題は、正しいものを選ぶだけでなく間違っている選択肢全てのどこが違うのか、根拠を考えるようにしましょう。

 長文に関しても、リスニングと同様になるべく毎日ふれるように下さい。毎日ふれることで確実に英文を読んでいく速さは上がり、読解の力もついていきます。

 長文における勉強で注意したいのが、訳です。 全訳を書くのはなるべくやめましょう(ただし学校の英語の勉強に関しては、教科書に重点を置かなければならず、文章も短いので全訳もOK!かもしれません)。 長さにもよりますが、効率が悪いです。 自分で読んですぐに分からないところや、重要な文法事項が含まれているところに絞る、もしくは各段落の要約をするなどの方が時間もかからず効率的に勉強できます。

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